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黒板とワイン ―もう一つの学び場「三田の家」

  • 著  :熊倉敬聡
  • 所 属:理工学部
  • 共著者:望月良一、長田進、坂倉杏介、岡原正幸、手塚千鶴子、武山政直
  • 出版社:慶應義塾大学出版会
  • 初版年月日:2010
  • 形 状:A5判/240頁
  • ISBN:978-4-7664-1791-3
  • 定 価:2625円(税込)

本書は、慶應義塾大学教員・(元)学生有志と三田商店街が共同で運営する新しい学びの場でありまちづくりの拠点である「三田の家」に関する本である。

2006年9月のオープン以来、通常のキャンパス内そして大学と地域との関係では起こりがたい数多くの出会い・出来事(「黒板とワイン」の遭遇のような)が起こり、ささやかながらも「慶應」あるいは「三田」に新しい学びそして交わりの形を生み出してきた。その当事者たちが、なぜ「三田の家」のようなオルタナティブな“場”をつくり出す必要があったのか、その強い動機・思想を各人各様語る。また、「三田の家」で日々展開される多様かつ特異な活動・出会いを、豊富な図版・ドキュメントとともに描き出す。

本書を読まれた方、また読まれない方も、ぜひ、この「三田の家」という不思議な魅力に溢れた“場”を体験していただきたい。

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