小中学生対象放射線教育 ?福島第一原発事故を経て?
研究表題 | 小中学生対象放射線教育 ?福島第一原発事故を経て? | ||
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発表年 | 2012 | ||
系統(大分類) | 総合系 | ||
分野(中分類) | 複合領域 | ||
分科(小分類) | 科学教育・教育工学 | ||
発表者 | 発表者名 | 井上浩義
イノウエ ヒロヨシ |
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所属 | 自然科学研究教育センター | ||
関連サイト | |||
共同発表者 | 母里 彩子、松村 るみゑ
モリ アヤコ、マツムラ ルミエ
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概要 | 平成23年3月に発生した東日本大震災の影響を受けて生じた福島第一原発事故は、我が国にとどまらず、世界の国々に対する影響を及ぼしている。当該原子力事故による、放射性同位元素の飛散、その土壌汚染、海洋汚染、そして、人体に対する被ばくの問題等、多くの問題が、事故後1年を経た現在も解決されていない。一方で、現在もなお50基の原子炉が本邦に存在する。このような時勢において、原子力・放射線の政策決定には、ますます国民一人一人が、科学的側面と社会的側面を階層的に理解した上で、原子力からの撤退、原子力の現状維持、あるいは原子力の推進といった原子力政策について判断する必要がある。今後、原子力政策を進めていくためには、国民ひとりひとりの原子力に対する科学的側面と社会的側面の理解が階層的に認知されていくことが望まれる。本企画では、15年前から継続している小中学生を対象とした放射線教育を通して、原子力・放射線教育の今を語る。 | ||
ポスター |
放射線、原子力、小中学生、保護者、教育実践