DNAアプタマーを用いたセレウス菌産生毒素セレウリドの簡便測定法の開発
研究表題 | DNAアプタマーを用いたセレウス菌産生毒素セレウリドの簡便測定法の開発 | ||
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発表年 | 2012 | ||
系統(大分類) | 生物系 | ||
分野(中分類) | 医歯薬学 | ||
分科(小分類) | 内科系臨床医学 | ||
発表者 | 発表者名 | 母里彩子
モリ アヤコ
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所属 | 自然科学研究教育センター | ||
関連サイト | |||
共同発表者 | 井上 浩義
イノウエ ヒロヨシ
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概要 | 医療、食品、環境分野では、特定のタンパクやペプチドを簡便・安価に検出・同定・定量することが求められる。バイオセンサーは、従来法と比較し測定が短時間で、取扱いが簡便、大量サンプルの同時測定もできるという利点がある。一本鎖DNAやRNAオリゴヌクレオチドアプタマーは、その自在な3次元構造から特異的に標的分子に結合することができ、また化学修飾可能で安定であることからバイオセンサーの次世代生体認識素子として期待されている。本研究では一本鎖DNAアプタマーを用いて、セレウス菌産生毒素セレウリドの簡便測定法の開発を試みた。ターゲットであるセレウリドは嘔吐型食中毒の原因毒素で、低分子量とその毒性のため抗体作製が困難である。セレウリドの検出は、現在HEp-2細胞を用いたバイオアッセイや質量分析法により行われているが、技術者の熟練やLC-MSなどの高価な装置が必要であり、測定に時間を要すため、簡便で迅速な測定法が待たれている。 | ||
ポスター |
DNAアプタマー、セレウリド、バイオセンサー、食品安全