北朝鮮観光史
研究表題 | 北朝鮮観光史 | ||
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発表年 | 2012 | ||
系統(大分類) | 人文社会系 | ||
分野(中分類) | 社会科学 | ||
分科(小分類) | 政治学 | ||
発表者 | 発表者名 | 礒崎敦仁
イソザキ アツヒト
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所属 | 法学部 | ||
関連サイト | |||
共同発表者 | |||
概要 | 北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)研究は、絶対的な資料不足の中で進めざるをえないが、近年の内外状況変化により従前に比すれば、各国文書や脱北者・亡命者証言など検証に値する資料が多様化している。そのような中で報告者は、(1)金正日・金正恩体制の構造、(2)北朝鮮の住民統制政策、(3)北朝鮮のインバウンド政策、に関する研究を進めてきた。ここで紹介する(3)は、北朝鮮が外国人観光客をいかに受け入れてきたかを明らかにするものである。他分野に比べて資料の入手が容易であり、北朝鮮をはじめ各国の旅行会社や出版社が作成している観光案内やガイドブックを横断的に検証するとともに、各国政府関係者及び旅行会社職員等へのインタビューを通じて研究を進めることができた。これにより、北朝鮮のインバウンド政策は、外貨獲得と体制宣伝の二側面から推進されたものの、政治外交に従属せざるを得なかったことが明確となった。 | ||
ポスター |
フィールドワーク、高山市、まちづくり