沖積層から探る最近数千~1万年間の地殻変動
研究表題 | 沖積層から探る最近数千~1万年間の地殻変動 | ||
---|---|---|---|
発表年 | 2021 | ||
系統(大分類) | 理工系 | ||
分野(中分類) | 数物系科学 | ||
分科(小分類) | 地球惑星科学 | ||
発表者 | 発表者名 | 丹羽雄一
ニワ ユウイチ |
|
所属 | 経済学部 | ||
関連サイト | |||
共同発表者 | |||
概要 | 日本のようなプレート縁辺域では、巨大地震が多発し、それに関連 した地殻変動も活発である。防災や減災の観点から、将来起こり得る地震の規模や地殻変動の特徴を把握することが重要である。最近数10~100年間の地震時や地震間の地殻変動は、測地観測記録によって把握可能であるが、この観測期間は、数100年~1000年程度とされる超巨大地震の再来間隔よりも短いため、測地観測記録から超巨大地震繰り返しの全体像を捉えることは難しい。従って、地形や堆積物を用い、測地観測記録よりも長期間の地殻変動を復元することで、超巨大地震の繰り返しに迫っていくことが重要となる。 発表者は、東北地方太平洋沖地震を受けて、地形や堆積物の解析に基づいた地殻変動の解読を三陸海岸で実施してきた。その中でも特に沖積平野を構成する地層(沖積層)に着目して調査を行ってきた。この調査・研究の概要をポスターで紹介する。 | ||
ポスター |