魚はなぜ海で生きられるのか?~必須な塩分調節メカニズムの追求~
研究表題 | 魚はなぜ海で生きられるのか?~必須な塩分調節メカニズムの追求~ | ||
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発表年 | 2016 | ||
系統(大分類) | 生物系 | ||
分野(中分類) | 生物学 | ||
分科(小分類) | 分子生物学 | ||
発表者 | 発表者名 | 宮西弘
ミヤニシ ヒロシ |
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所属 | 自然科学研究教育センター | ||
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共同発表者 | |||
概要 | ヒトも魚も体液の塩分組成はほぼ同じです。しかし、ほぼ塩分のない川(真水)で生きる魚は、不足する塩分を常に補給しなければならず、3%の食塩水というしょっぱい海では、塩分を出さなければ塩漬け状態です。海の魚を60 kgのヒトに換算すると、1日に約1 kgの食塩を摂取します。1日の食塩摂取量の目安が7~8 gのヒトは、海では生きられません。しかし魚は、鰓にある“塩類細胞”を使って、川では塩分を取り込み、海では塩分を排出できます。特に海で生きるためには、ヒトにはできないこの特殊な能力が必須です。この塩分調節メカニズムの研究を紹介します。 | ||
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