スパイラルアップによるユニバーサルデザインフォントの開発―低視力の人にも適したフォントの評価―
研究表題 | スパイラルアップによるユニバーサルデザインフォントの開発―低視力の人にも適したフォントの評価― | ||
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発表年 | 2009 | ||
系統(大分類) | 総合系 | ||
分野(中分類) | 複合領域 | ||
分科(小分類) | デザイン学 | ||
発表者 | 発表者名 | 中野泰志
ナカノ ヤスシ
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所属 | 経済学部 | ||
関連サイト | |||
共同発表者 | 新井 哲也、山本 亮(自然科学研究教育センター)
アライ テツヤ、ヤマモト リョウ
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概要 | 私達の身の回りには、様々な情報がある。その中で、文字を媒介にした情報は近代社会で大きな役割を果たしている。案内サイン、注意書き、広告、マニュアル、教科書等、文字による情報伝達は必要不可欠である。文字情報の伝達のしやすさを決める重要な要因の一つがフォント(書体)である。従来、フォントは、誘目性、 視認性、可読性、印象性等を考慮して設計されてきたが、その判断基準はデザイナーに委ねられてきた。しかし、フォントの基本機能である情報伝達に視点を戻し、障害者、高齢者、幼児、外国人等の多様なユーザを想定すると、ユニバーサルデザイン(UD)という発想が必要になる。UDを表明するためには、実証テータに基ついて、デザインを変更し続けるというスパイラルアップの設計プロセスが必須である。そこで、我々は、ユーザ評価による科学的エビデンスとスパイラルアップというUDの設計理念に基づき、フォントをUD化するための一連の研究を実施した。 | ||
ポスター |
ユニバーサルデザイン ロービジョン フォント 視覚科学