「南京大虐殺」と小説 ―戦争と文学を考える―
研究表題 | 「南京大虐殺」と小説 ―戦争と文学を考える― | ||
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発表年 | 2009 | ||
系統(大分類) | 人文社会系 | ||
分野(中分類) | 人文学 | ||
分科(小分類) | 文学 | ||
発表者 | 発表者名 | 関根謙
セキネ ケン
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所属 | 文学部 | ||
関連サイト | |||
共同発表者 | |||
概要 | 阿?の長編小説「南京」は、中国人作家が一九三七年の南京陥落を扱った最初の作品である。原稿は一九三九年十月、南京陥落から一年十ヵ月後に完成した。これより早く三八年には、石川達三が『生きている兵隊』を、火野葦平が『麦と兵隊』をそれぞれ発表している。小説「南京」は当時、重慶国民政府の長編小説公募で賞金を与えられた作品ではあったのだが、その後半世紀にわたり発表の機会を奪われていた。阿?の悲惨な半生を辿りながら、南京虐殺と戦争、それを描く文学の宿命について考えてみたい。 | ||
ポスター | 15_SEKINE_01 |
南京虐殺 文学と戦争 作家と宿命